朝早く起きて今日は万里の長城に行きます。
一般に北京から行ける万里の長城はいくつかありますが、一番有名な八達嶺は人が多すぎということで二番目にメジャーな慕田峪に行きました。
朝6時に宿を出発。地下鉄に乗って東直門駅へ。駅前のバスターミナルから916快というバスに乗ります。
通勤客で混雑したバスは市内のバス停にいくつか停まった後高速に乗り、懐柔市街で一般道に降ります。長城に行く人は懐柔北大路というバス停で乗り換えです。
路線バスは次に停まるバス停がずっと電光掲示板に出ているので、寝てなければ間違うことはありません。
懐柔北大街で降りると、白タクの客引きが寄ってきます。口々に長城行きのバスは無くなったから乗っていけと言っています。よくあるやつなので相手にしなかったのですが、進行方向のバス停には長城行きの路線(地球の歩き方に乗ってるバス)がなく、案内板にも一切ありません。地元の人に聞いてみてもやはりバスは無いようです。そして、後から来たいかにもハイキングの服装をした中国人が何人か素直に白タクに乗り始めました。これは本当に無いのか、と思い中国人客と一緒に白タクで行くことにしました。
懐柔から長城のチケットセンターまで結構な距離があります。まあ、乗ってしまって正解でした。
チケットセンターで入場料と山の麓まで行くシャトルバスのチケットを買います。白タクで一緒になった若い中国人(上海から来たと言っていました)と一緒に登ることになりました。
30分ほどで石垣と狭間が見えて来ました。この距離ならわざわざ高いロープウェイに乗らなくても問題なしでした。
朝早くきた甲斐あって人が少ないです。
どこまでも続く階段を歩いて行きます。
ある程度行くと一応行き止まりになります。
しかし、当たり前ですが、この先も長城は続いています。
ある程度進んで眺めのいいところで休憩。キリがないので引き返すことにします。登るときは勢いのままに来ましたが、帰りが辛い。膝にきます。
行き止まりになったところで同行の中国人から缶ビールをもらいます。背負ってきたのかよ!
一息ついた後、またひたすら歩いて戻ります。
帰りのシャトルバスに乗ったのが2時過ぎ、また白タクと路線バスに乗って北京に戻ったのが4時頃でした。
バスターミナルに着いて解散。
夜は最近はやりの一人しゃぶしゃぶの店に行きました。呷哺呷哺というチェーン店で北京のあちこちにあります。
その後は夜の前門あたりを少しぶらついて帰りました。