二輪旅行

旅行、バイク、写真など。

キッチンDIY一部始終

キッチンが古くてぼろくなってたのでDIYで一から作ってみました。バイクとも旅行とも関係ないので一部始終をさっくり紹介します。

 

キッチンのスペースから図面を引いたら、必要な部品だけ買いにIKEAに行きました。キッチンのメインの部品になるワークトップとシンクを買います。カートに乗ってるのは他にも色々のついでの買い物。

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なんだかんだで10万円。
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ホームセンターに行って構造用合板を買います。大きなところだけカットしてもらいました。
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合板をビスとボンドで組み立て。今のキッチンは古い日本サイズですがIKEAのキッチン寸法を参考に欧米向けサイズにします。

メインの形ができました。
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ワークトップを乗せます。

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ワークトップはオークの木目柄。汎用部品なので寸法にカットしなくてはいけません。丸ノコでカット。

ネット通販でIHコンロも新しく買いました。取り付けマニュアルを見て規定通りにワークトップをくり抜きます。
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仮組みしてみました。ばっちり。
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さて、シンク。これもIKEA部品です。
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配管パーツも一緒に買ってきました。とりあえず組んでみます。
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シンク用にもワークトップをくり抜きます。
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嵌めてみます。いい感じ。
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部品の確認ができたのでここからはひたすら作業。ホームセンターでベニヤを買ってきて引き出しになる箱を作ります。10箱分。積み上げるだけでも面倒です。作り方はベニヤを付き合わせ、木工ボンドと隠し釘で接合。この方法で10年くらい前に作った収納棚も全く問題なく使用しています。
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引き出しを作っている間に、本体側にスライドレール取り付け。スライドレールはモノタロウで選びました。
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出来上がった引き出しの箱と組み付けてみます。寸法どうりなので入って当然ですが一応確認。
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全てのスライドレールと引き出しが組み上がりました。
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さて次は前板です。前板は合板ではなく修正材を使うことにしました。寸法でカットして仮組み。収納した時にキツくなりすぎないよう、間に薄い板を挟みながら位置決めしていきます。
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一旦外してサンディング。数が多いので面倒ですが見た目に影響するところなので辛抱。
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ニスを塗ります。ニスは屋内家具向きの水性ウレタンニス。特に食器なんかを仕舞うキッチンには最適です。
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何度か重ね塗りして仕上がったものから順に付けていきます。
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いったん全ての部品が組み上がりました。これで工作作業は完了。

全体はこんな感じ。
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モノタロウで注文した取手も届いたので装着。幅広の金属製の取手です。
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さて、次はいよいよ施工工事です。

古いキッチンの様子。いわゆる公団キッチンと呼ばれる既製品。今の家に引っ越してきた時は新しかったので、まあしばらく使うかと思ってはや10年。だいぶくたびれてきてます。f:id:cotaro70s:20200823222220j:image

キッチン周りの家具や食材、調理器具その他諸々をかき集めてきた段ボール箱に収納して別な部屋へ待機させます。正直これが一番面倒。

古いキッチンはがんがん壊して撤去。排水口は養生しておきます。まあ当然、壁も汚れてるのでひたすら掃除。
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ここで施工の初日が終わりました。

 

翌日、一つずつ壁に沿って並べていきます。微妙な歪みを矯正しつつ寸法を確認しながら設置。
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書き忘れてましたが本体とは別に床から上げる枠の上に置いていきます。

左からコンロ、収納、シンク、収納の4分割です。
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排水管のある部分は現場で確認しながら穴あけ。
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IH用のコンセントの場所も穴あけします。
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基本枠が設置できたのでワークトップを置きます。
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壁のタイルとの隙間をシリコンで埋めていきます。シリコン作業の時は面倒がらずにマスキングするのがおすすめ。
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シンクがはまるところにもシリコン。ワークトップは合成材なので水が染み込まないよう徹底的に防水します。
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配管を繋ぎます。臭いどめのパテやゴム部品。
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配管が通ったらシンクに水をいっぱい貯めてから一気に排水。ここで水圧をかけて排水管の漏れチェックをします。特に問題なく完了。
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IHコンロを設置固定して、引き出しを全て入れて完成しました。
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設計から完成まで毎休日を費やして約1ヶ月かかりました。新品のIHコンロやシンク、ワークトップ、金具類、木材、塗料、全て合わせて20万くらいかかりましたが、既製品よりはかなり安くなったと思います。

 

さて、退避させてた調理器具と食材をまた収納していくのがおおごとです。