ウトロのキャンプ場で朝ごはんに変なパンを食べます。
まだ早い時間に出発。
キャンプ場の出方で記念撮影。
今日はハードなコースを予定しています。まずウトロの町を過ぎてから知床方面へ向かいます。なかなかの登りが続きます。
知床の自然センターを過ぎてさらに東へ。しばらくいくと、右へ分岐する道があります。ここが、カムイワッカ湯の滝への分岐。ここから先は未舗装路を行くことになります。この時期、マイカー規制のため、クルマ、バイクは侵入できません。しかし、歩きと自転車は大丈夫です。ここから約10キロのダート走行になります。
ダート入り口ではマイカー規制を管理する警備員の方がいました。自転車で通り過ぎようとすると、熊がいますからね注意してください〜の一言。
具体的にどうすればいいのか分かりません。
前後数キロにわたって誰もいない未舗装路を進みます。清々しい空気、鳥の声。
熊の危険はありますが。
道は整備されていてとても走りやすかったです。このマイカー規制期間中にローラーで慣らすようです。
前後に誰もいない知床の山の中。
標高が上がると海が見えました。
キューンキューンという声がしたので見てみると、エゾシカがいます。数頭の群れでしたが近づくと逃げていきました。
片道10キロほどの林道を走ってカムイワッカに着きました。シャトルバスの始発よりも早くついたので貸切状態です。
サンダルに履き替えて滝を登ります。水温はなんとなく暖かいレベルで、脱いで湯に浸かるほどの温度はありません。
それでも少し遡っていくと少しずつ暖かくなってきます。
浅い滝壺に足をつけて休憩。鳥の声しか聞こえません。
しばらくするとシャトルバスが着いたのか、人がぞろぞろと上がってきました。ゆっくり過ごしたので退散します。
帰りはほぼ降りなので快適。リジッドですが太いタイヤのMTBなので問題なし。
帰りにもエゾシカに会いました。
ロングストレートダート。
舗装路まで出て、今度は知床五湖に行きます。
知床五湖は無料で歩ける木道のコースと、有料でガイドと共に歩くコースとあります。時間が惜しいので木道コースだけにしておきます。
爽快な天気と知床の大自然。
知床五湖を後にしてまた自然センターまで戻ります。
ここのカフェで昼食。バターチキンにサーモンフライ添え。
昼食後、自然センターの裏から歩いてフレペの滝にも行って見ました。ここも爽快な景色が広がっています。
さて、これから知床峠を越えるコースに向かいます。遠くに見えるのは羅臼岳でしょうか。
ひたすら登り。キツネが路上に出てきます。どうも車から捨てたゴミを拾い食いしてるよう。
途中の眺望ポイントで。なんとかこの写真撮影以外、一度も足をつかずに登りきりました。
知床峠の碑。
風が強く、とても寒い。
海の向こう、羅臼側のさらにその向こうには、国後島が見えました。
峠を寒さに耐えながら降って、羅臼の野営場に到着しました。
ウトロから買い物できるところが無かったため、食材など全て積んでいたためとても疲れました。
テントの裏にまたエゾシカが来ています。
ここの野営場にはすぐそばに無料の温泉があります。やたら湯の熱い温泉で地元の人も入りに来ています。なかなか評価の分かれる温泉ですが、これもまた経験。
さて、今夜も少し飲んでバタンと休みました。