二輪旅行

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ハイデラバードへ|南インド旅行 20

2012年12月22日から2013年1月6日、南インドを中心に旅行してきました。

cup saler

(バザールのカップ屋)

バンガロールのホテルを早めにチェックアウトし空港へ向かう。まずリキシャでバスのよく通る交差点まで行き、そこからシャトルバスに乗るつもりだったが、交差点に降りた所へ乗り合いのタクシー、たぶん白タクが停まり、安かったのでそのまま空港へ向かった。

バンガロールの空港は新しく出来たばかりで、まだ工事中の箇所もあったが近代的で先進国のそれと何ら遜色が無い。ただ違うのはイスラムの人たちや恐らくジャイナ教の人が多く、巡礼の帰りなのか独特の衣服をまとっている集団があちこちで見られることだ。中にはほぼ裸にタオル地で出来たポンチョのような布をかぶっているだけの人も居た。とはいっても飛行機を使えるという事はかなり裕福な人たちなのだろう。

Jet Airway

ハイデラバードへは夕方16時頃到着した。
空港を出て市街へ向かうバスに乗る。ハイデラバードは大きな街で、何処へ行くか迷う所だが、とりあえずホテルが集まるアッビスというエリアに行ってみることにする。空港からのシャトルバスはアッビスに停まるものがなかったので、セカンダラバードというエリアでバスを降り、そこからリキシャに乗り換えて、やっと到着した。

アッビスの中心、大通りの交差点から歩いて数分の所にあるホテルに部屋を取った。
とにかくインド最後の宿泊になる。明日の夜、タイへ戻る予定になっている。

荷物を置いて外へ出るころにはすっかり暗くなっていた。リキシャをつかまえ、ハイデラバードのシンボルとも言えるチャールミナールへ行ってみる。チャールミナールは4本の塔がそびえるイスラムの建物で凱旋門のように交差点の真ん中に建っている。

Charminar

チャールミナールの周辺は広い範囲でバザールが広がり、沢山の人でごった返している。人をかき分けながら歩き回ってみる。生地屋、宝石商などが多くかたまっている。屋台の果物や野菜売り、ケバブやタンドーリの肉料理屋も多い。
ここはヒンドゥーのインド人よりも圧倒的にイスラム色が強い。ほとんどの女性が頭からすっぽりとベールをかぶっている。

チャールミナールのそばにはインドでも最大級のモスク、メッカマスジッドがある。

Mecca Masjid

中はイスラム教徒しか入れないが、そばまで行ってみる事が出来た。

せっかくなので夕食にケバブを食べる。明日はインド最後の日、朝一番に遺跡に行ってみよう。

つづく。