2012年12月22日から2013年1月6日、南インドを中心に旅行してきました。
（通勤時間のチェンナイフォート駅で）
チェンナイに到着したのは深夜1時ころ。まあとりあえず、やっと初インド上陸を果たした。
イミグレを抜け荷物を引き上げ、空港の外へ。いくらか予想はしていたが案の定なにもない。とりあえず両替しないことには身動きができない、と思ってうろうろしてみたが銀行は全て閉まっていた。
イミグレ前に一件だけ開いてた銀行があって、なんとなくレートをチェックしたら1ドル46ルピーだった。たぶん空港内なんて低いレートだし、まあ外にも銀行くらいあるだろうと思ってそのまま出てきたけど、見事に一件も開いてないとは思わなかった。
どうしたものかと思っていると一人の男に話しかけられた。
「ホテル、送迎あわせて2000ルピーで」
最初は相手にしてなかったけど両替も出来るよということで、まあもう2時を回ってたしいいかということで車に乗った。
車中で両替の話になったのでレートを聞くと50ルピーだった。さっきちらっと見た空港のレートよりずいぶん良い。が、まだ相場が分からないので100ドルだけ替えておいた。
ホテルは、はっきり言ってただの安宿レベル、これで2000ルピー？と言ったら1000の部屋もあるということだったのでそっちに変更。さらにボロだけど朝すぐに出て行くつもりだったのでなんでもいい。とにかくベッドにたどりついた。
朝、シャワーを浴びてさっそくホテルを飛び出す。オートリキシャで空港近くの駅まで行ってもらった。リキシャの相場もよく解らないのでホテルのフロントに聞いて交渉してもらった。
リキシャの後ろから眺めるインドの街。ゴミ、野良犬、牛、自転車、バイク、車、バス、etc。
けたたましいクラクションと舞い上がるホコリ。インドに来た実感が押し寄せる。
駅は道路から高架に上がったところに切符売り場があり、チェンナイの街の中心エグモア駅までたった4ルピーだった。
ホームでチャイを飲む。インドで初めて口にするものがこれになった。さてこれからインドを回る旅が始まる。
つづく。。
