2012年12月22日から2013年1月6日、南インドを中心に旅行してきました。
（バンガロールのブルテンプル）
バンガロールにバスが着いた。町のどこかよく解らない場所で降りる。
リキシャをつかまえてホテルのあるエリアに行く。適当に勧められたところで今日の宿を決めた。といってもまだ8時すぎ。
マドゥライからのバスはタイヤの上のベッドだったせいで一晩中よく跳ねた。おかげで少し寝不足気味だ。
しばらく休んだ後、市街の方へ行ってみる。今居るのはいわゆる旧市街らしい。道はぬかるみ、牛があちこちにいる。インド最先端の近代都市バンガロールのイメージとほど遠い。
鉄道駅の近くで朝食。イスラム系の人が目につく。手で食べていない。ちょっとした文化の相違か、そういえばここはカルターナカ州、いままでのタミルナードゥ州とは町にあふれる文字も違う。
明日のプランを立てる。ここバンガロールから、マイソールへ行く予定だがその間にあるシュラヴァナベルゴラというジャイナ教の聖地にも行きたい。どちらを先に行くか、交通手段は？今日はそれを調べよう。
駅前が大きなバスターミナルになっていた。ローカルバスの時刻表を見る。朝から数本シュラヴァナベルゴラ行きのバスがある。シュラヴァナベルゴラからマイソールまでは本数も多いらしい。明日はまた早くチェックアウトだからとりあえず朝一番のバスでシュラヴァナベルゴラへ行ってみよう。
リキシャに乗って町の中心、MGロードへ行ってみる。
ここは大きなショッピングモールやブティック、ファーストフードの店が沢山あり、まるでインドっぽくない。ケンタッキーの看板が目に入ったので久しぶりに入ってみた。インドに来てからずっとベジタリアンだったのでが久しぶりの肉だ。と期待して食べたがパサパサでイマイチだった。
MGロード周辺で奇麗で安いホテルがあったのでマイソールから帰った後の一泊を予約しておいた。
午後は映画を観る事にする。バンガロールの劇場は設備も最新で日本の映画館とほぼ同じ。これで400円ほどだからうらやましい。
見た映画はこれ
映画の後はリキシャでブルテンプルへ。大きな牛の石像があるらしい。
寺は大したことはなかったが、夕暮れ近所の人が気軽に散歩がてらお参りにきているのんびりした雰囲気は良かった。
夕食に、楽しみにしていた有名なレストランへ行く。
MTRという食材にこだわったミールスが人気の店だ。着いてみるとものすごい行列、待合室にも人がいっぱいだった。30分ほど待って席に着く。
次々に運ばれてくるおかず類はどれもこれまで食べた野菜料理とは何か違う、とても素朴だが野菜自体がものすごく美味い。チャパティやライス、付け合わせのユーグルトも全て美味い。
大満足のミールスだった。店内には南インドでの何かの賞に選ばれたという証明が掛けてあった。バンガロールに一晩泊まって良かった。
つづく。
