二輪旅行

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ミーナクシー寺院その1|南インド旅行 09

2012年12月22日から2013年1月6日、南インドを中心に旅行してきました。
 

Meenakshi Temple

(ミーナクシー寺院の回廊とゴプラム)

さて、宿を確保したのでさっそくミーナクシー寺院へ行ってみよう。
寺院の周りをぐるっと囲む形で通りがあり車もバイクも入れないようになっている。土産物屋や食堂、こまごました店が並び、巡礼の人や観光客がのんびり歩いている。

一軒のホテル(食堂の意味)でイドリーの朝食を食べていると太鼓や笛の音が響いてきた。何かの祭りらしい。ちょうどいい所へ来た。

Madurai

鳴りものを響かせながら寺院の周りを練り歩く。大勢の人がぞろぞろと付いて歩く。一周回った所で最後に何かお祈りをして解散になった。

ミーナクシー寺院の特長はなんといっても東西南北の四方にそびえ立つゴプラム(塔門)だろう。

gopuram

びっしりとヒンドゥーの神々が彫刻された巨大な塔の迫力。いちいち全ての彫刻を見てはいられないが、その世界感に圧倒される。

Meenakshi Temple

寺院は四方のどの門からでも入れるが、入り口でサンダルを預けて裸足にならなければ行けない。また荷物の検査も厳しく行われていた。
中に入ると寺院の奥へつづく回廊がある。びっしりと彫刻された1000本の柱が奥の方までつづいている。本尊は残念ながらヒンドゥー教徒しか入れない。休暇シーズンだったので沢山のお参りの人たちで長い行列ができていた。

Meenakshi Temple

寺院内では読経の声が響き、お香や油の燃える匂い、観光客のざわめきが混じり合い独特の雰囲気だ。素足の裏に感じる硬く冷たい石も気持ちいい。

Meenakshi Temple

寺院の一角には、お供え物や花輪、香料、神様のポスターなどなどを売っている店も並んでいる。

Flower saler

たくさんのお参りの人が訪れている。タミルナードゥ州以外からも、また海外に住むインド人も多いらしい。少し話しかけられた家族連れはドバイから来たと言っていた。

Nandi

寺院巡りが好きな自分としては、いくら見ていてもまったく飽きない場所だ。
昔は塔門の上まで登ることができたらしいが、転落事故が起きて以来禁止されているようだ。残念だがしかたない。